Drumohr / Turtleneck knit
Drumohr / Turtleneck knit : extra fine melino wool 2PLY 8G
2020年最後を飾る(おそらく)散財の紹介です。またまたニットセーターですがメリノウール100%のニットは今年お初。ただしUNIQLOは除きますが(爆)。ってことでニットは今年4着の収穫となりました。素材、ネック形状、色と考えるとニットも無限の可能性があるので怖いのですが見切りのつけようがありません(アホ)。
1月 RENCONTRANT モックネックは、カシミア&セーブル
11月 RING JACKET Napoli のウール&カシミア
夏モノセールではサマーニットコットン
今回もさんざん悩んだ挙句選んだのがドルモアの超定番のタートルネック。ドルモアに関しては説明書きすることもないのですが「世界最古の歴史を持つニットブランドで、英国王室御用達」といことでロイヤルワラントホルダー。しかし現在ではイタリアのプレシアに拠点を移してるというオチ付き。
素材はタスマニア産メリノウールの2PLY糸をホールガーメント編機でじっくり編み上げた8ゲージニット。つまりシームレスってことですけどドルモアが元祖だそうです(知らなかった)。梳毛糸特有のハリ、コシ、ツヤがあるうえ、毛玉ができにくく型崩れしにくいです。
印象として、8ゲージにしては目が詰まってるように感じます。厚すぎず薄すぎずでハイゲージのように着まわせそう。個人的には着心地、モチモチ感、軽さなどカシミアに軍配があがりますが、ウールが持つ保温性、伸縮性、弾力性、回復性も外せません。
シームレスということもあり立体的な構造で細身なフィット感。海外モノで懸念となる袖丈、着丈も日本人対応可(笑)。肩線、脇線、袖ぐりの違和感もなく着心地はいいです。
袖、裾のリブ。裾リブの絞りはそれほどなく身丈にあったものだと思います。サイズで46と48で悩みましたが目が詰まっているのでフィット感を重視し46にしました。
防縮加工が施されているため手洗いですが自宅で洗濯ができるのはうれしいです。
タートルネックニットに限ったとではありませんが、ベーシックなアイテムはごまかしが効かず伸びしろがあまりないと思います。素材のクオリティの高さや加工技術、縫製技術、デザインの完成度そしてそれに見合った価格とハードルが高くなります。それに伝統に胡坐をかいて時代の流れについていけないのも困りものです。
気が向いたら2020年買ってよかったベスト5か3くらいを記事にしようかと思います。
では、よい年をお迎えください
この記事を書き上げた直後革靴を買ってしまった・・・のである。
新年1発目にて2021年初物として紹介します。