MONCLER / RILLIEUX コンビ素材
季節の移り変わりの秋雨前線が行ったり来たりしてますが朝方は肌寒ささえ感じます。秋はすぐそこに。夏物を徐々に整理し、秋冬物を準備しないといけませんが衣替えにはまだ早いかなという感じです。
いきなりですが思い立ったが吉日ということで、購入時に撮影ていたデータを掘り起こし、真冬物ですが Moncler のダウンジャケットをご紹介。
MONCLER / Rillieux
Rillieux 購入した経緯からです。単純に Moncler のダウンジャケットが欲しかったから。しかし買うならポリアミドつまりナイロン地全面仕様のダウンジャケットはNG。チョイ着用としてDuvetica を持っているので被ってしまうのと、いくら高品質なグースダウンとフェザーを使用しても全面ポリアミド地で高額な Moncler を買うのはもったいないと思うけち臭い理由です。近年ハイブリッド素材なるものが氾濫し始めましたが価格的に触手が伸びません。ということでアイコンモデル的な MAYA は除外。
Moncler クラスなら、ひと工夫、ふた工夫あり、いやいやそれ以上に自分にとっての付加価値が必要。一言でいうなら大枚払う価値と納得感があるかという自己満足のみ(これ大事。かといってフェルトフランネルで全面を覆った MONTGEVRE ではあまりにもベタすぎて巷にあふれてますので却下。たまたま MONCLER の HP で見つけたのが今回紹介する Rillieux です。
Rillieux の意味を調べてみたらリヨン都市共同体のコミューンの一つとヒットしましたが真偽は不明。デザインのベースは M-65 じゃないかと思ってます。余談ですがM-65 はフィールドジャケットと呼ばれますが米軍の規格の上ではコートに分類されます。
目を引くのがフロント部のフラップ釦付きの大きなポケット4つ。そしてそれぞれにウールメルトン生地が当てられ、肩口から肩甲骨にかけても覆うように生地が充てられてます。ウールメルトンの素材は、ヴァージンウール70%、ポリアミド25%、カシミア5%。
フロント部はファスナーと釦の二重構造。画像はありませんが取り外し可能なフードがあり、袖は内側でリブ仕様となり防寒性をかなり意識した作りになってます。
M65の野暮ったさを、都会的に洗練されたデザインと高級感を変えるあたりは流石。かつ防寒性も高めた仕様もお見事です。価格は Moncler JAPAN のオフィシャルサイトには税込み28万ほど値がついてたのですが、信頼できる海外通販サイトを徘徊してたところ込々17万ってのを見つけましたのでスペインからお越しいただきました。
余談ですが2シーズン目の19/20冬は暖冬のため出番が少なかったのが残念。真冬というより厳冬でも耐ええる防寒スペックを備えてると思います。今年で3年目、来春仕舞い込むときはクリーニングのお世話になるつもりです。