2022/#2 incotex / コットンチノ【1W0031-4290Y】
2022年#2週目 オミクロン、天井知らずとはこのことだろうか。先が見通せない。そして自分の散財も見通せない。そろそろブレーキをかけないといけないのだが・・・。
「白だけは止めて!」この妻の言葉が足枷にとなりホワイトのパンツは持っていない。妻にはホワイトのパンツが自分には似合わないという先入観もある。その通りかもせれない。しかし、街を歩くホワイトパンツオヤジにも拒絶反応剥きだし。そこまでしなくていいだろう!
妻に何を言われてもいいから白が欲しい。特に夏。リネンのパンツなんかカッコいいじゃないか。白シャツは気にならないみたいだ。自分だけの問題なら「見慣れなさい」で済むのだが困ったものだ。白があれば夏に限らずコーディネートの幅も広がる。
意を決し買ってやろうじゃないかと年の瀬に仕込んだライトベージュ・・・。アイボリーに近い明るいベージュ。真っ白を買う勇気がなかった。それでも少しは妻への抵抗を見せることができたと思う(どこが?)。しかしインコのジャストサイズ46。特にホワイト系はセールに入る前に在庫切れとなるため50%オフ以上を断念。ポイント10%で自分の信念と手を打った。つまり1割引き(泪)。
incotex / 製品染めピーチドコットンコンフォートチノクロス1プリーツパンツ
タイプは安心の定番31型(ノープリーツが30型となる)SLIM FIT となる。素材はコットン98%、ポリウレタン2%の定番生地4290Yのコンフォートチノ。ポケット裏地はコットン100%。
フロント部は2点留めのジップフラ仕様。プリーツ有り無しには拘らないが2プリーツはどうも苦手だ。今回1プリーツを選んだのだが深い理由はない。強いていうなら1プリーツが主流になって球数が多いから。それと所有のコットン生地はノープリーツが圧倒的に多い。
フィットはお気に入りの "SLIM FIT" で自然に効いたテーパードが秀逸だと思っている。サイズは46だがこれがジャスト。「太れない」というプレッシャーを常にかけてくれる緊張感もいい。初めて知ったことだが「センタークリースは穿いたときに折り目が真っすぐ落ちるように外側に向けて仕上げている」そうだ。
生地はピーチドコットンというくらいだから微起毛加工された桃肌みたいなイメージ⁇ 細番手コーマ糸で短い繊維を除去して繊維を平行に揃えた糸になる。キメ細やかで滑らか。目付は465gと厚めになる。3ply、所謂三小糸のもあったがお約束のサイズ切れ。
1プリーツのアウトタック仕様となる。些細なことだがプリーツとベルトループの位置が重なり合っているのも好みに合う。それと要所要所の閂止め。
ウエストバンドを後方で二つに割ってからV字スリットを入れたり、マーベルトを巻き縫いで処理と丁寧な仕上げ。パイピングによる補強も見て取れる。
股上は23.5cmで浅い部類に入るかな?個人的にはストライク。25cm台まではすんなり受け入れるがそれ以上は審議(笑)。28cmでもウエストバンドの仕様や全体的なバランスが気に入ればいい。
ギリギリまで攻め込んだ両玉縁もお気に入りだ。画像にはないがD管止め。水牛の釦の色合わせも教科書通りで合格。
裾の処理になるがたたき上げでお願いした。処理前のカットした生地と処理後を比べてみると処理前はダブルステッチ。チェックが甘かったと後悔したが時すでに遅し。潔く諦め次回に生かす。糸も細くなった気もするが。裾幅は17.6cmから18.1cmに拡大。
昨年暮れの購入となるが決済が1月なので本年度で計上。裾処理込みで36,000円ポッキリ、端数はポイントでといきなり予算オーバー。