LUIGI BORRELLI / SKIPPER "BACIATO"
Luigi BORRELLI / SKIPPER "BACIATO"
「ガーメントダイ リネンポプリンカプリシャツ」と長いネーミングです。カラーはロイヤルブルー。モデル名はプルオーバーシャツ専用の"SKIPPER"ボディ。通常の"EVボディ"に比べ肩、胸周りにゆとりがあり、ウエストシェープもゆるくなっているイージーフィットとなります。裾はスクエアテイルでパンツアウトがベスト。バランスがいいように着丈が短いカジュアル感満載ですがオヤジでも対応可じゃないかと思います(意味不明)。
タグに赤文字で書いてある"LUXURY VINTAGE "とは、18SSに再スタートした洗いシャツ元祖ともいえるカジュアルラインで、現代的な感覚を取り入れたアメリカンカジュアルが提案されているとのことですが後になって知ったことです。
生地はアイリッシュリネンを原料にした細番手糸を負担がかからないように低速で織り上げたという薄手のポプリン地。爽やかな肌触りでサラサラした状態がキープされるのは着てて気持ちがいいものです。経糸、緯糸それぞれに微妙に発色が違うブルーを打ち込んだロイヤルブルーになってます。
コレクション名は"BACIATO"(バチャート)
長袖のカプリシャツでホリゾンタルカラー(衿腰3.6cm / 衿羽根8.8cm)。芯地を用いた一枚襟によって全体的にふくらみがあり、羽織ると衿羽根が後方に流れるように計算されたものだと思います。胸元にはループ止めボタンが深めに一つありますがいやらしさは感じません。シェルボタンに手縫の鳥足ボタン付けとハンドワークが健在。
手縫いによるイセ込んだ肩に袖の後付けとナポリの伝統的なハンドメイドの技術を取り入れたゼイタクな逸品です。
袖の後付けあたりを裏返した画像。
裾のスクエアテイルに、裾脇はスリット。
通常のカプリシャツは七分袖となってますがバチャートは長袖となってるので袖を巻いて、下着なしの1枚でオヤジ臭をプンプン出してみよう!と思います。あとは着こんでリネン特有のエイジングを楽しむべし。
お粗末様でした