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マジ割り(交わり?)& Go to Travel 唐津 Day-2 菅ノ谷窯体験

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 二日目 6時起床。朝食は8時にしてましたので次男と唐津湾を臨む露天風呂へ。

朝食は一口サイズの 「和食食膳 全二十八膳」朝からかなりのボリュームでお腹がパンパン。ここから唐津焼体験の窯元まで車で15分なので10時になってチェックアウト。

チェックアウトで夕食時のドリンクの清算をするのですが地域共通クーポンを利用し実費は600円と恩恵を受けました。有難い!

 

 本日のメイン 唐津焼体験 菅ノ谷窯

 

 これも事前に予約をいれたのですが、直感で『菅ノ谷窯』に決めてました。その訳は観光客向けにマニュアル化された体験ではないことが一番の理由。ここの窯元はご主人が唐津焼(土もの)で奥様が有田焼(磁器もの)の二刀流。そして40代とお若い。問い合わせした電話の対応の感じが良かった(妻談)。

 ナビに従い現地へ向かうと自宅兼工房。登り窯も敷地内にありイイ雰囲気。庭には小さなお子さんがいるんだろうなぁと連想させるものがたくさんある生活感が私たちの緊張感を解しました。

 

 こちらの体験に使う土はもちろんご主人自身が山から運んで作った土。曰く「1年のうち三分の二くらいは体力作業ですよ~」とニコニコ笑顔が印象的でした。芸術家って厳しい眼光を持ち、気難しさ満載という印象があるので意外でした。

 他の窯では、観光客体験用のために形成しやすいように加工した土を使ったりするそうですが、この窯ではご主人自身が使う土を体験にも使うので少し難しいそうです。ろくろ、手びねり、絵付けなどできますがろくろで体験。

 

 いよいよ体験開始。体験は真四角の土から土殺し(土を形成しやすいように筒状に伸ばすこと)からです。もちろん作家さんのヘルプなしではできませんのである程度やって作家さんの補正の繰り返しです。

 

 一番手は次男。

 薩摩焼以来2度目の体験でしたが一番センスがあると作家さんが褒めてました。食事の時などいつも姿勢が悪いと叱ってますが???背筋がピ~ンと伸びてます。やり直しなしで1発合格。

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 二番手の長男も2度目

 失敗したら土を伸ばして最初からやり直し。下の土を筒状に(土殺し)するところからです。作家さが「失敗しても何度やってもいいですから」と初めは冗談かと思いましたが本当でした。長男が1回失敗。私が2回失敗しましたから。因みに私が一番センスがないそうです(爆)。

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  三番手が私。支離滅裂2度やり直し。「これ割れますね~」って。やはり性格が出るそうで子供ほど出来がいいと。完成イメージはできているのですが頭と体がバラバラで欲が全面に出てるんじゃないかと思います。左右の腕の力加減も均等に出来ず妻子は爆笑の嵐。ほとんど作家さんが作った感じになったかも。

 

 妻の体験は最後まで拒絶し次男が代行。好きなものを作れるのに4人ともご飯茶碗。下の画像は次男の作品。

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 一人一人の作業の合間に作家さんが淹れてくれたコーヒーを飲んで歓談したり、庭に出たりと時間に束縛されることなく楽しむことができました。途中奥様と保育園児のお子様が帰宅されコロナ生活など日常のことで歓談。しかし陶芸界も影響を受けてるとのこと。お互い厳しい環境下でも頑張っていきましょう。

 

 当初から唐津焼のご飯茶碗を買うつもりでしたのでコチラで購入させて頂きました。作り手の人柄に触れ、作り手から直接購入できるのは最高の買い物です。最後に購入した茶碗を手に持ってもらって快く記念撮影に応じてくださってありがとうございました。この場を借り御礼申し上げます。