#25 唐津で元気を取り戻そう
"25週目 緊急事態宣言解除後は蔓延防止等重点措置へ移行し段階的な解除となった。それにしても21時20時と予想してただけに20時19時の時短は厳しすぎる。
3回の緊急事態宣言で仕事以外で初めて妻と県外へ出た。妻の祖母の遺骨に手を合わせるために。葬儀の参列を控え、四十九日の法要と納骨も参列を見合わせることにしたからだ。
唐津に行くのは、今は死語になりつつある「go to トラベル」を利用してだから去年の10月以来となった。実に8か月ぶり。菅ノ谷窯にも寄りたかったのだが、妻のインスタのネタ作りを優先させられたため時間の都合上行けなかった。自分のブログのネタ探しと似たようなものだから文句は言えない。
その帰りに妻に元気を出してもらおうと唐津の老舗うなぎ店『竹屋』へ。明治創業で、木造3階建ての建物は大正12年築で平成10年登録有形文化財に指定されたというだけあって THE 老舗 の雰囲気とうなぎの香りがプンプン。
事前に調べたところ、1階はテーブルに椅子、2階が座敷。14時少し前に入店したので昼の混雑を避けることができたので待つことなく1階のテーブル席につくことにした。
当初からうなぎ屋として建てられたのか分からないが古民家とは違う間取り。唐津市の中心でこれだけの間口が取れることが凄すぎる。うなぎ屋だけあって鰻の寝床は遠慮したのか（意味不明）。そして想像するに1階は土間で2階が座敷だったのを板張りのテーブル席に改装したのか？妄想するだけでも楽しくなった。
注文は『うなぎ丼』。しかも4切、5切、6切から選ぶということなので当然6切をお願いした。香ばしく焼かれたうなぎに、少し薄く感じたタレだがご飯との相性は抜群。最初に感じたタレの薄さもうなぎ自体の味をより一層堪能できる塩梅だ。タレご飯も立派な主役に躍り出たという感じ。ただうなぎが薄っぺらに感じたのは私だけ？それでも満足だ。妻も喜んでた。ごちそうさん！
鏡山神社
その後、妻の希望で佐用姫伝説の鏡山神社へ御朱印をもらいに。境内から10分ほど歩いたところに展望台があり唐津湾、虹ノ松原、唐津市街の大パノラマ。梅雨ということもあり雨こそ降らなかったが雲に覆われ少し暗かったのが残念。それでも雨上がりの澄み切った空気を満喫しいい気分転換になった。
境内から展望台まで至る所に紫陽花が。雨が降ると紫陽花も一層映えるだろう。
カタツムリも紫陽花にしがみつき雨を待ってるようだ。
今日妻と二人っきりで約9時間いた。こんな長い時間二人だけで過ごしたのはいつ以来だろうか？記憶にない。会話は少なくなったが意思は通じ合ってると思いたい。
「お土産にケーキでも買って帰ろうか」
「私も食べる！」
