#19 八十八夜に菓子三昧

　#19週目　まん防要請したはずが国からは緊急事態宣言通告。知事も真摯に受け入れ、期間は12日から31日まで。詳細は現時点で不明だが飲食店、特にアルコールを提供する飲食店を狙い撃ちだろう。

　八十八夜　　立春から数えること八十八日。今年の八十八夜は5月1日。そして残念なことに今年もSTAY HOME （形骸化してますが）。

　GW期間中唯一！八女方面へ新茶と和菓子を求めて妻と二人で出かけました。製茶屋さん、和菓子屋さん、洋菓子屋さんと立ち寄りましたが滞在時間はそれぞれ10分以内と三密回避。本来なら八女から黒木、星野村と新茶を楽しむのですが、妻がGW明けの日曜に友人と星野村まで新茶ドライブをするということなので今回は八女止まり・・・。

　妻が言うことには、八女茶と星野村とのお茶では味、風味がちがうらしい。お茶を買いに行くと紙コップだが試飲ができるのもいい。試飲したお茶が気に入ればそれを買ってもいいのだがスタッフに聞くのが一番いいと思う。今回すすめられたのは当然だが八十八夜直後の新茶だ。グラム1,000円と1,800円の新茶があったが当然1,000円の方を買った。価格の差の説明があったが土壌が根本的に違うらしい。味、風味も違うのだろうが果たして違いが自分にわかるのだろうか？

　妻はお茶の蘊蓄を語ってたが本能は「お茶より団子」。新茶は口実じゃないかと思う。お気に入りの和菓子屋さんがGW期間中営業してるかどうか検索してたのを知っている。そして端午の節句といえば「ちまき」に「柏餅」。これも検索していた。

 　「ちまき」笹の葉で巻いた細長い餅（団子と言う人も）だが、「餅は甘くありませんから～」と言われた。甘い餅があるの？って聞きたくなったがやめた。砂糖醤油やきな粉に付けて食べるのが普通だと思ってたので甘い餅があることを初めて知った瞬間だった。

　そして柏餅。チマキもそうだが葉の香りがいい。やさしい甘みの漉し餡が詰まった柏餅を妻は絶賛。せっかく買ってきた新茶を入れればよかったのだがコーヒーを入れてしまったのは後悔。

 　リピーターになってしまった「かりんとう饅頭」

　ガワのカリカリ感と黒糖の塩梅が最高だ。

 　最後に立ち寄った洋菓子店。

　シフォンケーキの苺と生クリームサンド（私が勝手に命名）。これは妻が自分用に買ったオヤツだが「もうたべきれないだろう！」と突っ込みを入れてしまった。

 　今回のような甘味処やデパ地下での妻の財布は緩みっぱなし。吟味して楽しみ、食して楽しみ家族みんなが笑顔になる。私と違っていいお金の使い方だと思う。安心してイートインできる日が待ち遠しい。