#11 Good on / Henley Neck Tee
2021年第11週 気温の寒暖の差が激しいものの日中は過ごしやすくなった。桜も来週には開花か?春が短く夏が長いという最悪のシナリオが頭を過る。リネンのシャツをそろそろ健闘(検討)しないといけない(アホ)。
前回紹介した Olde Homesteader で脱線していたので嫌な予感が的中。原点回帰(支離滅裂)、ホワイトのヘンリーネックにの妄想にとり憑かれ仕切り直し。
イタリア伊達親爺のエロさを求めるか、果たしてビンテージ満載の野暮ったさのU.S.Aか、はたまた拘り満載のジャパンメイドにするかと。価格的にはイタリア>日本>U.S.Aとなるだろうが一長一短で価格だけでは決めることができない。シルエット優先ならイタリアで逝くだろうが高額だしサイズに不安な要素がある。サイズに関してはU.S.A然り。
行きつくところ国産が安牌となる。日本ブランドの特徴は素材・縫製技術に拘りを持ち、品質管理も群を抜く。そして特筆すべき点は、ビンテージ感(エイジング)を楽しむことができる仕様が目立つ。当然だが日本人にあったサイズ感もだ。となると無難に有名どころが尚安心。そこで白羽の矢が立ったのが有名で価格が手頃な Good on 。
Good on / Henley Neck Tee (WHT)
Good On の特徴は
・365日洗濯してもダメージのない丈夫なTシャツ(10年以上愛用できる)
・COTTON U.S.A (品質基準に合格したってこと)
・ピグメントダイカラー(顔料染め)
丈夫で長持ち=エイジングも楽しめるということ。tシャツを購入して「トリセツ」が付いてくるのは初めてのことで悪い気持ちはしない。じっくり読まさせて頂きました。
特徴を列挙したもののピグメントダイカラーを放棄し、反応染めのホワイトを選んだのは如何にも自分らしい(信念を曲げずホワイトを選んだだけですが・・・)。
反応染めということで発色が良く、漂白したような白さ。生地の内部まで染料が沁み込むので変色しずらく洗濯による色褪せもゆっくりだ。
では詳細を見てみよう!サイズがはMでドンピシャ。
バインダーネックに首の後ろは補強テープ縫製。前立ては短めでボタンは3つ。それも安っぽいプラ釦(いいじゃないか!)。ボタン3つ開放しても厭らしさはない。伊達親爺失格だがそれでいい。前立てとネックリブの幅は細く首回りがスッキリして好みだ。そして胸ポケは必要ない。
丸胴編み。生地を2枚重ねての巻き縫い、4本針のフラット縫製、生地の継ぎ目を2本針でまたいでの縫製と丈夫な縫製が施されている。フラット縫製だからといって何か変化を感じるか?と聞かれたら「何も変わらない」としか言いようがない。生地の2枚合わせの縫製は下画像。
何度も言うが縫製のことは全くの素人。裾の縫製を見てもロックの両端をキチンと縫っているとしか言いようがなく、ミシン針の本数なんてどうやったらわかるのか不思議だ。裾はスリットは入ってるわけでなく至って普通。着丈は62cmなので尾骶骨あたりまでの長さ。インナーとして着たとき裾が出るか出ないかの微妙なライン。
生地は「COTTON U.S.A」5.5ozを使用して日本で縫製しているとあった。生地の厚みは画像で見てもわかりにくいと思うがホボ透けません。ネック部分のカタチが後見頃を通じてキレイに浮かぶくらいだから乳首は微かにポチっと浮かびます。それを回避するには7ozくらい必要なのか??ヘビーウエイトではなくホワイトという色も加味すればこんなもんじゃないかと思う。
ガンガン洗ってどんなやつれ方をするか楽しみでもある。
ここまでくれば、ヘビーウエイトの半袖・長袖も手を出してみて、それから色物という流れができつつある。困った